iPhoneのバッテリーは消耗品で、使っていくうちにその機能はどうしても低下してしまうものです。でも、簡単にできる設定や少しの工夫で、バッテリーを長持ちさせることができます。この記事では、よくあるバッテリーのトラブル、iPhoneのバッテリーが減りやすくなる原因とその対処法について説明していきます。
よくあるiPhoneバッテリーのトラブル
(1)バッテリーの持ちが悪くなる
買ったばかりのiPhoneのバッテリーは非常に長持ちしますが、使っているうちに「バッテリーの持ちが悪くなってきたな……」と感じますよね。夜寝るときに充電したのにも関わらず、お昼頃には残量が半分以下になってしまっている、なんてこともあるでしょう。
(2)アプリや電源が突然落ちる
バッテリーのパフォーマンス低下により、iPhoneが正しく作動できず強制終了することがあります。もしこのトラブルが頻繁に起きたら、使い心地は非常に悪くストレスを感じるのが容易に想像できるでしょう。
(3)起動に時間がかかる
バッテリーのパフォーマンス低下は、iPhone起動のスピードにも影響する可能性があります。
先ほど記述したトラブルと重なって、「バッテリーの調子が悪く突然電源が落ちる。さらになかなか起動できない」なんてことになれば使い心地は最悪でしょう。結婚式など大事なシーンで写真を撮り逃してしまったり、ビジネスにおいては取引先への連絡が遅れてしまったりなど大きなトラブルに繋がるかもしれません。
(4)バッテリーが膨張する
iPhoneを長年使い続けた人は経験があるでしょう。ひどい場合、タッチ画面がバッテリーに押し出されるように剝がれてしまうことがあります。
また、膨張したバッテリーにより内部の基盤に負荷がかかり、より深刻なトラブルに繋がるかもしれません。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるための設定
(1)オフにすべき設定
ポイントは、「iPhoneに頑張らせない」です。iPhoneは、たくさんの機能がデフォルトでオンになっていて、知らないところで働いてくれています。しかし、そのせいでバッテリーをどんどん消費してしまうので、今すぐ使わない機能はオフにしましょう。
たとえばWi-FiやAirDrop、Handoff、Bluetooth、位置情報。常にオンになっていると、「接続しよう」とiPhoneが働いてバッテリーを消費してしまうので、使わないときはオフにしましょう。
Handoffという機能について聞き慣れない人もいるかもしれません。これは、iPhoneで行った作業をiCloud経由で共有し、ほかのデバイスで続きからできるようにする機能です。「設定」、「一般」、「AirPlayとHandoff」の順で設定できます。
そのほかにも、もし不要なら以下の機能もオフにしておきましょう。
・自動ダウンロード
(「設定」、「App Store」の順)
・バックグラウンド更新
(「設定」、「一般」、「Appのバックグラウンド更新」の順)
・フィットネストラッキング
(「設定」、「プライバシー」、「モーションとフィットネス」の順)
画面表示やサウンドに無駄な電力を割かないのも重要です。画面の視差効果を減らす(「設定」、「アクセシビリティ」、「動作」、「視差効果を減らす」をオンにする)、キーボードのクリック音やロック時の「カチャ」という音をオフにする(「設定」、「サウンドと触覚」)、不要な通知をオフにするなど、設定してみてください。
(2)低電力モードをオンにする
バッテリーを長持ちさせる機能です。「設定」から「バッテリー」を選択すると設定できます。
ただし、この機能を使っているとき、ファイルのアップロードなど通信速度に影響が出ることがあるので覚えておいてください。
設定だけじゃない、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
(1)常に最新版にアップデートする
アップデートとバッテリー。一見関係なさそうに思えますね。でも、実は最新バージョンに節電機能のアップデートが含まれていることがあるため、アップデートはバッテリー節約の重要なポイントです。
(2)iPhoneが熱くならないよう気をつける
35度を超える環境ではバッテリーに負荷がかかり、正常に機能しなくなる恐れがあります。また、長持ちしなくなるだけでなく、バッテリーの寿命も縮んでしまうかもしれません。
過酷な暑さのもとにさらさない、長時間熱を持ってしまうような操作をしない、充電中は極力使わないなどがポイントです。
(3)充電のタイミングに配慮する
残量をすべて使い切ってから充電するとバッテリーに負担がかかります(過放電)。また、充電しすぎもバッテリーにとってあまりよくありません(過充電)。残量が20~80%になるのを目安に充電しましょう。
(4)電波が悪いところでは使わない
悪条件の中電波を探すのは、iPhoneを頑張らせてしまう行為で、いつも以上にバッテリーを消費してしまいます。繋がりにくい場所にいるときは、iPhoneの使用を控えましょう。
(5)自動ロックの時間を短くする
ロックされるまでの時間が短くなれば、画面のライトが点灯している時間が短くなり節電効果に期待できます。最短30秒まで短く設定可能です。
iPhoneのバッテリー交換はサポートを受けよう
バッテリーはiPhone内部にある非常に重要な部分です。Apple Storeか正規のサービスプロバイダに依頼してバッテリー交換してもらうのが安心でしょう。非正規のバッテリーを使用した場合、通常使用は問題なくても、iPhoneの電池の状態を確認する機能が使えなくなるなどのデメリットがあります。
また、保証サービスに加入していれば無料でバッテリー交換できる場合もあるので、まずは契約内容をチェックしてみてください。
まとめ
設定次第で知らないうちにバッテリーを無駄にしていたり、日常の何気ない操作がバッテリーに負担をかけてしまったりします。iPhoneのバッテリーができるだけ長持ちするように、ご紹介した内容を実践してみてください。